仮交際の終了の伝え方！終了後の連絡が怖い人向けに断り方の例文やタイミングを解説

結婚相談所を利用していて仮交際まで発展したものの、相手と相性や価値観がやっぱり違うなと感じた時に、交際を断りたいと考える人もいるでしょう。

仮交際の終了は決して珍しくはない

「やっと、理想の相手を見つけて仮交際まで発展した」と喜ぶ人は本当に多くいます。

しかし、仮交際の中で相手を知っていき、やはり自分には合わないと思う場合、仮交際の終了を申し入れなければなりません。

そこで頭を悩ませるわけですが、実は仮交際の終了は割と多くあるのです。

そもそも仮交際から進展するのは全体の10%～20%程度で、仮交際の終了というのは全員が通る道なので、ひきずりすぎないことが大切です。

逆に、女性に比較的多いと言われるのですが、相手に申し訳ないからという理由で交際を継続するのは逆に迷惑です。

仮交際の断り方

仮交際を断ろうと決めたら、どのようにすればよいのでしょうか。

仮交際を断るときには、2つのステップが必要です。

交際終了したいという気持ちを担当や仲介人に伝える

結婚相談所を利用しているのならば、交際終了の意思を自分から直接相手に伝える必要はありません。

カウンセラーからお相手にお伝えします。

カウンセラー（仲人）に断りの理由を伝えれば、男女ともにストレスが少ない形で断ることができます。

アプリや自然な出会いだと、別れ方でトラブルになることも多いので、代わりにつたえてくれるのは助かりますよね。

結婚相談所では「お見合いや交際終了したい時は本人に言ってはいけない」というルールがあります
主な理由は「相手本人から言われた方が深く傷つき、次の行動に踏み出せなくなる」ための危険回避があります
それでも別れの理由を本人に言いたいという人は自分のことしか考えていないのがよくわかります

— 森とうゆうこ＠結婚相談所🌸千葉柏市 (@MoritoYuko) May 9, 2021

カウンセラーに理由も明確につたえておく

相手のためにも、自分のためにも、交際を終了したいと思った理由も明確につたえておきましょう。

断ってしまえば、今後二度と顔を合わせることがないかもしれませんが、ただ断るだけでは次に活かすことができません。

お断りするときにはこんな例文がおすすめ

いざ、仮交際をお断りするとなると、仮交際の相手にどのようにお話ししたらいいのか、迷ってしまいますよね。

そこで、実際に使えるおすすめの例文を紹介します。

お見合い後とデート後の場合に分けてありますので、いまの状況に合ったほうを選ぶようにしてください。

お見合い後の例文

「お見合いに時間を割いて頂いて申し訳ありません。私にとって理想の相手かと思っておりましたが、価値観が合わないと感じたためお断りをさせていただきたいのです。」

デート後の例文

「先日は貴重なお時間をありがとうございました。お会いできて、とてもうれしかったです。ただ、お話ししてとても楽しかったのですがどうしても結婚観については合わないと感じてしまいました。本当に申し訳ありませんが、今回はご縁がなかったということでご連絡させていただきました。今後、素敵な出会いがあることをお祈りしています。」

仮交際終了の理由は様々

仮交際をお断りした人たちは、どのような理由で、仮交際を終了しているのでしょうか。

仮交際終了の理由について、それぞれ解説していきます。

ちょっとした違和感

お見合いの段階で、違和感を感じる人は少なくありません。

理想的な方です！と笑顔でデートに行かれたのに、翌日交際終了したいと連絡が。

「仲良くなってきたら愚痴と悪口が多くて、どんどん気持ちが冷めました。お見合いの時の印象は良かったのに」って。

負の言葉を聞き続けるのってしんどい。結婚したらずっとボヤキを聞き続けるの？って思っちゃうよね。

— 結婚カウンセラーあなゆき (@ensowa_yuki) July 31, 2022

それは、仮交際までいけば気になってだろうと思う人もおり、違和感を気にしなくなるのです。

しかし、いざ仮交際まで進むとやはり何となく合わない、違和感があると気持ちに強く出てしまい、仮交際終了を希望するのです。

興味がわかなかった。相手の好きなところが見つからなかった

お見合いまで進んだのだから、仮交際で少しずつ相手の良いところを知っていけばいいや、と思う人は多くいます。

これは特に男性に多く、女性の場合は比較的早い段階で興味がなかったり、相手を好きでないと仮交際を終了させています。

しかし、興味がない、好きなところがないと一緒にいても楽しくないと感じるようになり、仮交際終了を希望します。

時間にルーズ

デートなどの約束をしても、毎回遅刻する人に対して良い印象を持つ人はあまりいません。

時間にルーズなのは男女関係なく存在しますので、終了を申し込まれるのは仕方のないことかもしれません。

私服がダサい

お見合いはスーツで行われます。

フォーマルな相手の姿を見られますので、特に女性はその段階では仮交際まで進展させたいと思うわけです。

しかし、仮交際のデートでは私服で楽しむのが基本ですので、私服がダサいと印象も悪くなってしまいます。

女性は服装に気を遣う人が多くいますが、男性の場合は個性的なファッションでデートに来る人も多いので、この点は女性が仮交際終了を希望する理由となるでしょう。

これだけは譲れない、というポイントから外れている

男女ともに、相手に対して「これだけは絶対に持っていて欲しい」ポイントがあります。

例えば、二重でなければ嫌だとか高身長でないと無理だ、というものです。

しかし、実際にはこういったポイントを持っていないことで、仮交際終了を希望する人が多くいるのです。

絶対条件に当てはまらないために、これ以上の進展は考えにくいというのは少なくありません。

交際を終了しようか継続しようか悩んだら「一緒にいて居心地がいいか」「その人と手を繋げるか」「また会いたいと思うか」3つ満たしたら継続です。それ以外終了です。

— 仲人U (@M74962111) August 22, 2022

お断りするか迷ったら考えること

仮交際をお断りするか迷ったときには、つぎのポイントを確認してみてください。

あなたにとって、相手がどのような人なのか、判断しやすくなります。

相手と一緒にいて早く時間が経つか

人間、何をするにも楽しい時には、時間が経つのが早く感じます。

逆につまらない時には、時間の経過が遅く感じてしまうものです。

仮交際も同じで、相手と一緒にいて時間が経つのが早いと感じたならば関係を続けるべきでしょう。

それは、相手と過ごす時間が楽しいと言えるからです。

相手への興味があるか

自分が相手に対して、興味を持っているのかどうかを考えるのも大切です。

ではどうやって判断すれば良いのかというと、相手への質問が自然に浮かぶかどうかです。

自然に浮かべば相手をもっと知りたいと考えているわけですから、ここでも関係は続けた方が良いです。

しかし、浮かばないのであればそれは相手への興味を失っている、特に聞きたいことはないということですので、終了した方が良いでしょう。

相手がほかの相手と結婚したらどう思うか

もし迷った場合、相手が他の誰かと結婚したらどう思うのかを考えることも忘れてはなりません。

ところが、悲しかったり、あるいは悔しいなどという気持ちが溢れてきたら、その関係は続けるのがベストでしょう。

仮交際終了後にやるべきこと

仮交際が終了した場合、つぎのステップに進むために、やるべきことを確認しておきましょう。

相手から断られた場合と、自分が断った場合に分けて解説したいと思います。

相手から断られたケース

自分が良いと思っていても、相手から断れることも少なくありません。

その場合、すぐに新たな活動をするのではなく何がいけなかったのか、なぜ断られてしまったのかをしっかり分析する必要があります。

そうすれば、次の活動で断られることがなくなるかもしれないからです。

自分が断ったケース

必須なのは、相手に対してお礼をすることです。

新たな活動をする前に、お礼をしておくようにしましょう。

新たな活動では、結婚相談所にもよりますが専任のプロデューサーと相談をして、再度ピッタリの相手を探すことになります。

それから、お見合いや仮交際というように、基本的には同じ流れの中で成婚を目指すことになります。

仮交際の断り方まとめ

以上、仮交際の断り方について解説しました。

相手に申し訳ないからと、仮交際終了を断らずにそのままデートを重ねる人がいますが、好きでもない相手とデートをしていると、自分だけでなく相手の貴重な時間をも奪うことになります。

そうならないように、自分が「仮交際は止めにしたい」と思った時には、できるだけ早くプロデューサーに伝えるようにしましょう。