マッチングアプリに潜む既婚者の見抜き方！騙されないための対策

マッチングアプリで婚活中の女性が最も避けたいのが、既婚者との“偽りの出会い”です。会える時間が限定されている、デート場所が毎回同じ、自宅を絶対に見せない、結婚の話を避ける――これらはすべて、既婚者の典型的な特徴です。

この記事では、そんな既婚男性の見抜き方を10の具体的な視点から解説し、さらに安全に婚活を進めるための対策も丁寧に紹介しています。

マッチングアプリに既婚者が潜んでいる理由とは

マッチングアプリは出会いの場として多くの独身男女が利用していますが、中には既婚者が紛れ込んでいるケースもあります。真剣な婚活をしている女性にとって、こうした存在はまさに落とし穴。

なぜ既婚者がマッチングアプリを利用するのか

実は、既婚者がマッチングアプリを使う理由には“明確な悪意”だけでなく、“軽い気持ち”も含まれています。たとえば、家庭では得られない刺激を求めていたり、自分がまだ異性にモテるかどうかを試したかったり。

中には、夫婦仲が冷えきっていて実質的に別居中というケースもありますが、それでも法的には既婚です。

アプリ側が完全に排除できない理由

多くのマッチングアプリでは、年齢確認のために身分証の提出を求められますが、「独身かどうか」までは確認されません。

そのため、既婚者でも嘘をつけば登録できてしまいます。また、ユーザーのプライバシーを尊重する姿勢がある一方で、積極的な実態調査ができないというジレンマも。

つまり、運営側がいくら規約で「既婚者は禁止」としていても、現実には見抜くのが難しいという問題があるのです。

マッチングアプリにいる既婚者の見抜き方

真剣に婚活をしている女性にとって、相手が既婚者だったという事実は精神的なダメージが大きく、貴重な時間も無駄になってしまいます。ですが、既婚者は巧妙に独身を装い、自然に近づいてくるもの。

だからこそ、“ちょっとした違和感”を見逃さないことが大切です。

会える時間帯が限定的な人は要チェック

「平日の日中しか時間が取れない」「土日は家族の予定があるから無理」――このように、会える時間が妙に限定されている相手は、既婚者である可能性を疑ってもいいでしょう。独身であれば、仕事やプライベートの予定があっても、ある程度は時間の調整がきくものです。

それなのに、特定の時間帯にしか会えない、というのは家庭を持っているからかもしれません。

とくに以下のような特徴が重なる場合は要注意です。

• 平日昼間のみのデート提案
• 夜や土日に一切会おうとしない
• こちらの都合に合わせる柔軟性がない

もちろん、本当に忙しい独身男性もいます。しかし誠実な人であれば、忙しいなりに会う努力や歩み寄りの姿勢を見せてくれるもの。相手の都合ばかりに合わせ続けていると、知らないうちに「都合のいい関係」になってしまうこともあるので注意が必要です。

デートの場所がいつも決まっているのは不自然

「会うのはいつも同じ駅」「静かなカフェばかり」「人通りの少ない場所限定」――そんなふうに、デートの場所が毎回パターン化している場合は注意が必要です。

とくに、繁華街や知り合いに会う可能性がある場所を避ける傾向があるなら、既婚者が身バレを恐れて行動を制限している可能性があります。

こうした傾向には以下のような特徴が見られます。

• いつも同じカフェや駅ばかりを指定してくる
• 「このエリアは人が多いから嫌だ」と避ける
• 人通りの少ない場所を妙に好む

本当に独身で真剣に恋愛をしているなら、デートの選択肢は自然と広がっていくもの。特定の場所ばかりを選ぶのは、家庭のある男性が“安心して会える場所”を選んでいるからかもしれません。

自宅を頑なに隠す相手には注意が必要

どれだけ関係が深まっても「家は見せたくない」「一人暮らしだけど今は散らかってて」などと言い、自宅に一切招こうとしない相手には注意が必要です。最初は警戒心からでも、関係が進むにつれて自然と生活の一部を共有し合うのが本来の流れ。それを避け続ける理由が、既婚であることを隠しているからかもしれません。

次のような言い訳が繰り返される場合は要警戒です。

• 「汚いから」「今は無理」と曖昧な理由で断る
• 何度聞いても住所を明かそうとしない
• 引っ越し準備中など話が二転三転する

もちろん、すぐに家を見せることを求める必要はありませんが、何ヶ月も関係を続けても相手の生活感が見えない状態が続くのは不自然です。

本名や身分証の提示を渋る人は警戒を

メッセージのやり取りが続いても、いつまでもニックネームのまま、本名を明かさない相手には注意が必要です。さらに、身分証や勤務先についてもはぐらかすようなら、既婚者の可能性を疑ってよいでしょう。

家庭を持つ男性は、身バレを極端に恐れるため、自分の情報を曖昧にしておきたいという心理が強く働くのです。

特に以下のような対応をされたら慎重に見極めるべきです。

• 「本名はまだ早い」と言って明かさない
• 年齢や職業について詳しく話したがらない
• 身分証の提示を求めると話を逸らす

もちろん、初対面の段階で個人情報の開示に慎重になるのは自然なことです。しかし、真剣な交際を見据えた相手ならば、徐々にでも信頼関係を築こうとするはず。

SNSを見せたがらない・アカウントが不自然

今の時代、30〜40代でも何らかのSNSを利用している人がほとんどです。にもかかわらず「SNSはやっていない」「アカウントはあるけど教えたくない」と言う相手には注意が必要です。

既婚者は、SNSの投稿から家庭の存在がバレるのを恐れているため、アカウントの存在自体を隠すことがよくあります。

以下のような特徴が見られるSNS対応は、疑う材料になります。

• SNSの存在をはっきり否定する
• アカウントを教えてくれても投稿が極端に少ない
• プロフィールが曖昧すぎる・フォロワーが不自然に少ない

もちろん、SNSをあまり活用しない人もいますし、プライベートを守りたいという考え方もあります。しかし、関係が深まっても一向に見せようとしない、あるいは実態がまったく見えない場合は、「見られたくない理由」があると考えておくと安心です。

顔写真が不鮮明または極端に少ない場合

マッチングアプリでの印象を決める顔写真は、本来なら誠実に自分を表す手段です。それにもかかわらず、顔がよく見えない写真ばかり、あるいは1枚しか載せていない相手には注意が必要です。

既婚者は身バレを恐れるため、自分の顔がはっきりわかる写真を避ける傾向があります。

こんな特徴のあるプロフィール写真は、既婚の可能性を疑ってよいかもしれません。

• マスクやサングラスで顔が隠れている
• 後ろ姿や遠目からの写真ばかり
• 明らかに古そうな写真を1枚だけ掲載

もちろん、写真が苦手な人やプライバシーを気にする人もいますが、真剣な交際を前提とするなら最低限の誠意は必要です。もし気になる場合は、追加の写真をリクエストしてみましょう。

「仕事が忙しい」で会えない頻度が多い人

「今週も残業続きで」「今月は繁忙期だから無理かも」――そんなふうに、会えない理由として“仕事の忙しさ”ばかりを繰り返す相手には注意が必要です。

もちろん、本当に忙しい時期もあるでしょう。しかし、いつも同じような言い訳が続く場合、それは既婚者が予定をコントロールできない状況にある可能性があります。

こんな傾向が見られたら、少し引いて観察してみましょう。

• 会う約束が直前にキャンセルされることが多い
• 土日や連休は特に会えない
• 仕事の話になると内容が曖昧で具体性がない

誠実な相手なら、忙しくても「短時間だけでも会おう」「この日に調整するね」と、関係を大切にする姿勢を見せてくれるものです。

結婚や将来の話題を避ける相手は真剣度が低い

婚活を目的として出会ったはずなのに、結婚や将来の話をしようとすると話題をそらされたり、曖昧な返答が続く場合、その相手は真剣な関係を望んでいない可能性があります。

既婚者は、当然ながら“将来”について語ることができません。だからこそ、そういった話題に触れられると困ってしまうのです。

たとえば、こんな態度が見られたら注意が必要です。

• 「まだ結婚は考えていない」と繰り返す
• 家族や子どもについての話を避ける
• 一緒に住む話など現実的な話になると逃げ腰になる

もちろん、出会って間もない段階で重い話をする必要はありませんが、誠実な相手であれば、価値観や人生観を共有することを自然に受け入れてくれます。

突然連絡が取れなくなるのは典型3的なサイン

やり取りが順調だったはずなのに、ある日突然連絡が途絶える――このような“音信不通”は、既婚者が関係を断つときによく使う手口です。家庭にバレそうになった、飽きてきた、深入りされる前に引きたい。そんな理由から、何の前触れもなくフェードアウトする人は少なくありません。

以下のような状況は、典型的な“既婚者あるある”です。

• 連絡の頻度が急に減り、そのまま既読スルー
• 会う約束の直後から返信が来なくなる
• 「忙しい」を理由にした後、一切連絡が取れない

本気で婚活をしている人であれば、どんな状況でも誠意ある説明をするのが常識です。突然の音信不通は、「関係を続けるつもりがなかった」か、「続けられない事情がある」かのどちらか。そんな人を追いかける必要はありません。

既婚者に騙されないためにできる対策

マッチングアプリで既婚者を見抜く力はとても大切ですが、それだけで完全にリスクを避けるのは難しいのが現実です。だからこそ、最初から「既婚者が入り込みにくい環境」を選ぶことや、「騙されにくい行動パターン」を意識することが重要です。

利用するアプリを選ぶ際の基準

最初の対策は「どのアプリを使うか」を慎重に選ぶことです。アプリによって、利用者の目的や年齢層、運営体制が大きく異なります。既婚者の割合が高いとされるアプリもある一方で、本人確認を厳格に行い、婚活目的に特化したものもあります。

選ぶ際は、以下のような基準をチェックしてみましょう。

• 独身証明書の提出が可能か（または任意でも対応可）
• 運営による本人確認が徹底されているか
• 通報機能やカスタマーサポートが機能しているか
• 利用者の年齢層・口コミの信頼性

特に、真剣な婚活向けのアプリでは、結婚を前提としたプロフィールの記載を求めるケースが多く、軽い気持ちで登録する既婚者が少なくなります。

初対面での注意点と確認方法

実際に会うことになったときは、相手の言動や態度にしっかりと注意を払いましょう。会話の内容だけでなく、服装や持ち物、言動のちょっとした違和感に気づくことが、既婚者を見抜く大きなヒントになります。特に初対面では、相手が“演じている”ことも多いため、表面的な優しさや口のうまさに惑わされないようにしましょう。

チェックすべきポイントは以下の通りです。

• 指輪の跡が残っていないか
• スマホをやたら気にしていないか
• 会話の中で家族の話題を極端に避けないか
• 休日や夜の予定を曖昧にする傾向があるか

また、信頼できる相手であっても、すぐに深い関係に進むのは避けたほうが無難です。会う回数を重ね、言動に一貫性があるかを見極めることで、誠実な相手かどうかが徐々に見えてきます。

少しでも怪しいと感じたらどうするか

マッチングアプリでのやり取りや実際に会ったときに、どこか引っかかる部分がある場合――それが既婚者を見抜く最大のチャンスかもしれません。

違和感を覚えたときに、その感覚を軽く流してしまうと、後から後悔することになりかねません。小さなサインほど、無視せず丁寧に観察することが大切です。

たとえばこんなときは、早めの対処が肝心です。

• 会うたびに言動が微妙に変わっている
• 質問をはぐらかす、反応が薄い
• こちらが不安を伝えても誠実な説明がない

このようなケースでは、まず距離を置いて冷静に相手の反応を見ましょう。また、アプリ内の通報機能やブロック機能を活用するのも有効です。大切なのは、「相手に嫌われないように」ではなく、「自分を守るためにどう動くか」という視点を持つこと。

まとめ

マッチングアプリは、真剣に出会いを求める人にとって非常に便利なツールです。しかしその一方で、既婚者のような「関係を偽る存在」が紛れ込んでいる現実も無視できません。

今回ご紹介したような見抜き方や対策を知っておくことで、リスクを最小限に抑え、安全に婚活を進めることができます。

大切なのは、相手の言葉だけでなく、行動や態度、生活感の一端を総合的に観察すること。そして、「少し変だな」と感じた自分の直感を軽視しないことです。違和感に気づいたときに立ち止まれる人こそ、自分を守る力がある人です。

マッチングアプリは、使い方次第で素晴らしいご縁につながります。焦らず、自分の価値を守りながら、信頼できるパートナーを見つけてください。